ジオメトリ
ジオメトリシェーダーを活用した操作に関する設定が可能です。
スケール
ジオメトリシェーダーでメッシュを拡大したり縮小したりする機能です。
スケールの有効
スケールを有効にします。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
False | 0 | スケールを無効にします。 | _ |
True | 1 | スケールを有効にします。 | _GEOMETRY_SCALE |
スケールの範囲*
スケールの拡大縮小する範囲を設定します。1
が通常サイズで、0
では大きさが0になります。
Element | RawProperty |
---|---|
A* | _GeometryScaleRange.x |
B* | _GeometryScaleRange.y |
押し出し
ジオメトリシェーダーでメッシュをノーマル方向に押したり引いたりする機能です。
押し出しの有効
押し出しを有効にします。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
False | 0 | 押し出しを無効にします。 | _ |
True | 1 | 押し出しを有効にします。 | _GEOMETRY_EXTRUDE |
押し出しの範囲*
押し出しの距離の範囲を設定します。0
では元の位置になり、プラスの値でノーマルの方向に、マイナスの値でノーマルの逆の方向になります。
Element | RawProperty |
---|---|
A* | _GeometryExtrudeRange.x |
B* | _GeometryExtrudeRange.y |
回転
ジオメトリシェーダーでメッシュをノーマル方向を軸に回転させる機能です。
回転の有効
回転を有効にします。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
False | 0 | 回転を無効にします。 | _ |
True | 1 | 回転を有効にします。 | _GEOMETRY_ROTATION |
影響量*
回転の影響量を指定します。0
にすると回転の効果が無くなります。
RawProperty |
---|
_GeometryRotationInfluence |
逆回転*
回転を逆にします。
Value | Number | Description | RawProperty |
---|---|---|---|
False | 0 | _GeometryRotationReverse | |
True | 1 | 逆回転になります。 | " |
一方向回転
通常はノイズの挙動に合わせて、0~1へ回転、その後1~0に戻るため逆回転、というループになります。
このプロパティを有効にすると0~1のリピートとなり、常に同じ方向にむけて回転するようになります。
TIP
プロパティが有効な場合、仕様として以下のプロパティ設定では回転状態がおかしくなる場合があります。
- 影響量の値を0~1の間にする。
- ノイズ値が、0や1にたどり着かない設定にする。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
False | 0 | 0~1をピンポン式のように行き来します。 | _ |
True | 1 | 0~1をリピート(行き来)します。 | _GEOMETRY_ROTATION_NOISE_REPEAT |
ジオメトリ マスクコントロールテクスチャ*
モデルのUVを基準にテクスチャを利用してジオメトリの影響をマスクします。
真っ黒で完全にマスクされ、真っ白でマスクの影響が0になります。
正確にはr(赤色)を基準としています。
Property | Description | RawProperty |
---|---|---|
マスクコントロール* | マスクとして使うテクスチャを設定します。 | _GeometryMaskControlTex |
Tiling* | タイリングを設定します。 | X: _GeometryMaskControlTexST.x Y: _GeometryMaskControlTexST.y |
Offset* | オフセットを設定します。 | X: _GeometryMaskControlTexST.z Y: _GeometryMaskControlTexST.w |
強さ* | マスクの影響力を制御できます。0 にするとマスクを無効にできます。 | _GeometryMaskControlTexStrength |
頂点モザイク化
頂点座標をモザイク化する機能です。
頂点モザイク化の空間
頂点モザイク化
の有効、またその基準となる空間を指定します。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
Disable | 0 | 無効にします。 | _PIXELIZATIONSPACE_DISABLE |
Model | 1 | モデル空間を基準にします。ウェイト等で変形した座標は適応されます。 | _PIXELIZATIONSPACE_MODEL |
World | 2 | ワールド空間を基準にします。 | _PIXELIZATIONSPACE_WORLD |
PostGeometry | 3 | ジオメトリで頂点を操作した後の座標を基準にします。 | _PIXELIZATIONSPACE_POSTGEOMETRY |
頂点モザイク化*
頂点モザイク化
の粗さを設定します。
Element | Description | RawProperty |
---|---|---|
X* Y* Z* | XYZのスケール調整をします。値を上げるほどモザイクが荒くなります。 | _Pixelization.xyz |
All* | 全体のスケール調整をします。値を上げるほどモザイクが荒くなります。 | _Pixelization.w |
ジオメトリのスペクトラムを有効にする (ノイズのみ)
AudioLinkのALPASS_DFT
から取得したスペクトラムを基に値を出力します。 スペクトラムの周波域はノイズ値の0~1に応じて反映されます。
Property | Description | RawProperty |
---|---|---|
強さ * | スペクトラムの強さを乗算で設定します。 | _GeometryAudioLinkStrength |
ミラー * | スペクトラムの周波域をミラー化します。 | _GeometryAudioLinkSpectrumMirror |
AutoCorrelatorを使う * | ALPASS_DFT ではなくALPASS_AUTOCORRELATOR を使用します。詳細はALPASS_AUTOCORRELATORをご参照ください。 | _GeometryAudioLinkSpectrumType |
スペクトラムの範囲 * | スペクトラムの影響で変化する値の上下限を設定します。 | A: _GeometryAudioLinkSpectrumRange.x B: _GeometryAudioLinkSpectrumRange.y |
ジオメトリの参照先
ジオメトリが何を参照に変化するのかを設定できます。
後述するMessy/Orbit
も参照先として影響を受けます。
具体的にはOrbitの影響下であるかに関わってきます。
Value | Number | Description | Keyword |
---|---|---|---|
Value | 0 | 固定の値を使います。 | _GEOMETRYSOURCE_VALUE |
Noise1st | 1 | Noise 1stを使います。 | _GEOMETRYSOURCE_NOISE1ST |
Noise2nd | 2 | Noise 2ndを使います。 | _GEOMETRYSOURCE_NOISE2ND |
Noise3rd | 3 | Noise 3rdを使います。 | _GEOMETRYSOURCE_NOISE3RD |
AudioLink_VU | 4 | AudioLinkのVUを使います。 | _GEOMETRYSOURCE_AUDIOLINK_VU |
AudioLink_ChronoTensity | 5 | AudioLinkのChronoTensityを使います。 | _GEOMETRYSOURCE_AUDIOLINK_CHRONOTENSITY |